私はiPhone歴10年のベテランユーザー。iPhone5sからずっとiPhoneを使い続けてきた。最近まで使っていたiPhone13も、もちろん素晴らしく、操作性もスムーズで、デザインもかっこよく、所有欲を満たしてくれる一台だった。
でも、10年もiPhoneを使っていると、毎年新しいモデルが出るたびに、「あれ? 去年とあんまり変わってない…?」と思うことが多々。正直、少しマンネリを感じていた。
そんな時、Pixel9proのCMがよく流れて見ていた。Googleが手掛けるスマホということで、以前から気になっていた。Googleマップ、Gmail、Googleフォト…iPhoneを使っていたがGoogleのサービスを使うことも多かった。それなら、スマホもGoogle製にすると、もっとシームレスな体験ができるんじゃないか? そう考えたのが、乗り換えの大きなきっかけになった。
今回は、iPhone13からPixel9proに乗り換えて感じたこと、良かった点、悪かった点などを率直に書いていく。検討している方は、ぜひ見ていってほしい。
iPhoneの良かった点
結論として、Pixelに乗り換えて大満足しているが、iPhoneならではの良いこともたくさんある。Androidでは体験できないこと、10年間iPhoneを使ってきて感じた良かった点をいくつか話す。
なめらかな操作性
iPhoneのなめらかな操作性は他のAndroidでは体験できないこと。指で画面をスッと滑らせるだけで、アプリがサクサク起動する。指に吸い付いてくれるような使いやすさがある。ストレスフリーで快適な操作感は、まさにiPhoneならでは。
バグが少ない
バグの少なさもiPhoneの魅力。10年間、iPhoneを使ってきたが、OSがクラッシュしたり、アプリが強制終了したりといったトラブルはほとんど経験したことがない。常に安定して動作してくれる安心感は、iPhoneの魅力の1つだ。
ユーザー数が多いから、解決策を見つけやすい
もう一つ、iPhoneの良い点はユーザーが多いこと。操作で困ったことがあっても、ネットで検索すれば、すぐに解決策が見つかる。たくさんの人が使っているからこそ、情報も豊富。これは、初心者の方でも安心してiPhoneを使える大きなメリットと言える。
Pixelに乗り換えて良かったこと
Pixel9Proに乗り換えて、本当に良かったと感じている。iPhone13と比べて、明らかに進化したと実感できる点がいくつかあったので紹介する。
ウィジェットが豊富
まず、ウィジェットの豊富さ。iPhoneでもウィジェットはあったが、Pixelは種類も豊富で、デザインも洗練されています。
特に、おすすめのウィジェットはGoogleカレンダー。iPhoneにもGoogleカレンダーのウィジェットはあったが、Pixelのウィジェットはカレンダー一覧を表示することができる。一目で予定が分かるので凄い便利。
自分の好みに合わせてホーム画面をカスタマイズできるのは、Pixelならではの楽しみ方の一つだ。
カメラの性能が高い
カメラ性能の高さも感動もの。撮れる写真の画質がとにかく素晴らしい。
それもそのはず。iPhone13のカメラの画素数は1,200万画素に対し、Pixel9proは5,000万画素。風景を撮っても、人物を撮っても、細部までくっきり鮮やかに写し出される。
iPhone13のカメラも優秀でしたが、Pixel9Proは一枚上手。ズームを使っても画質がほとんど劣化しないので、遠くの被写体も綺麗に撮影できる。
メモリ16GBで処理速度が速い
Pixel9proはメモリ16GBなので処理速度も速い。アプリの起動や切り替えがスムーズで、ストレスフリーです。ただ、3Dなどのゲームには向いていない。
Pixel9Proには、Googleが独自に開発したチップ「Tensor G4」が搭載されている。このTensor G4は、カメラの画像処理や音声認識、リアルタイム翻訳など、AIを使った様々な機能を高速かつ効率的に処理することを得意としている。
しかし、グラフィック処理能力に関しては、最新のゲームに最適化されているとは言えない。そのため、「原神」や「CODモバイル」のような、高負荷な3Dゲームをプレイする場合、画質を落とさないとスムーズに動作しない可能性がある。
とはいえ、カジュアルなゲームやパズルゲームなど、比較的処理能力を必要としないゲームであれば、問題なくプレイできる。
私は実際に「ドラゴンクエストタクト」というゲームをプレイしているが、Pixelで全く問題は無い。
120Hzのリフレッシュレート対応なので、操作が滑らか
Pixel 9 Proは120Hzのリフレッシュレートに対応しているため、画面スクロールが非常に滑らか。
WebサイトやSNSを見ているだけでも、その違いを実感できる。iPhoneの通常モデルだとリフレッシュレートは60Hz。一度120Hzの滑らかさを体験してしまうと、もう60Hzの画面には戻れない。
囲って検索が便利
Androidしかない機能で、囲って検索という機能が想像以上に便利。
画面上の文字や画像を囲むだけで、関連情報やWebサイトをすぐに検索できる。例えば、気になるニュース記事を囲って検索すれば、その記事に関連する他の記事や、詳細情報などを簡単に見つけることができる。
「この記事に写っているバッグどこのだろう?」というときに、囲って検索を使うとすぐ調べることができるのでとても便利。
iPhoneからPixelに変えて後悔したこと
Pixel 9 Proに乗り換えて、全体的に満足しているが、いくつか後悔したこともある。
同じアプリでもiOS版と操作が異なる
まず、アプリの操作方法がiPhoneと異なる点。
例えばiPhoneの場合、LINEの通知が来て、既読を付けずに読む時は長押しをしてメッセージを確認したりしてた。しかし、Androidの場合はメッセージを長押ししても、iPhoneのように操作することはできない。
慣れれば問題ないが、長年iPhoneを使っている人にとって、ちょっとしたストレスになるかもしれない。
3Dゲームをプレイすると発熱する
CODモバイルや原神などの3Dゲームをプレイすると、本体がかなり発熱するのも気になる。
またゲームの読み込みもiPhoneと比べると時間がかかっている。こういった3Dゲームを普段からプレイする人にはPixelは向いていない。
だが、重たくないライトなゲームアプリは快適に使うことができる。実際にドラクエタクトをプレイしているが、アプリ落ちや過度な発熱は全くない。
Pixelユーザー数が少ないので、操作で困ったときに情報が少ない
PixelはiPhoneと比べてユーザーが少ないため、操作で困ったときに、ネットで検索しても情報が少ない。
iPhoneなら、どんな些細な疑問でも、検索すればすぐに解決策が見つかるのに対し、Pixelは情報が限られているため、自分で試行錯誤する必要がある。
「スマホ難しくて分からない」「親がもう年だから簡単なスマホを使ってほしい」という方は、iPhoneをおすすめする。
まとめ:iPhoneからPixelに乗り換えて、概ね大満足
長年愛用してきたiPhoneからPixel9Proへの乗り換えは、私にとって大きな決断だった。実際に使ってみて、その決断は間違っていなかったと確信している。
▼Pixelに乗り換えて良かったこと
- カメラの進化
- 処理速度が早い
- ウィジェットやホーム画面のカスタマイズ
- 囲って検索
- Googleのサービスと連携しやすい
▼Pixelに乗り換えて後悔したこと
- 同じアプリでもiOS版と操作が異なる場合がある
- 3Dゲームなどの重たいゲームには不向き
- ユーザー数が少ないから、操作で困ったときに情報が少ない
Pixel9Proに乗り換えて、Androidスマホを使う楽しさを見つけることができた。今、乗り換えて一ヶ月ほど経つが、全く問題なく快適に使えている。もし、iPhoneからの乗り換えを検討しているなら、ぜひPixel 9 Proを試してみてほしいと思う。きっと、新しいAndroidスマホ体験に感動するはず。
この記事が、あなたのスマホ選びの参考になれば幸いです。
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